ストレス脳(新潮新書)

ストレス脳(新潮新書)

病気や飢餓などのリスクを克服し、人類はかつてないほど快適に生きられるようになった。だが、うつや不安障害は増加の一途……孤独にデジタル社会が拍車をかけて、現代人のメンタルは今や史上最悪と言っていい。なぜ、いまだに人は「不安」から逃れられないのか? 幸福感を感じるには? 精神科医である著者が最新研究から明らかにする心と脳の仕組み、強い味方にもなる「ストレス」と付き合うための「脳の処方箋」。

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ストレス脳(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ストレスからくる不安やうつについて、その仕組みと背景を解説している本。科学的な面からはもちろん、人類学的な観点から、なぜ人間には不安やストレスを感じる機能が備わっているのか、ということを分かりやすく教えてくれる。人類の進化の歴史の中で言えば、私たちの脳はまだサバンナにいると勘違いしているのだ、という

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    幸せとは長期的に人生に意義を感じ続けていられる状態!  人類が生き延びるために心身に、気づきを与えている事が今の我々に現れている。恐れず、利他の心で仲間のため、自分のために存在意義を見出し日々を味わって生きろと。そう受け取って少し勇気を68歳、いただきました。アンデシュ・ハンセンさんの本二冊目! あ

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    とても良書だと思う。科学的根拠に基づいて書かれていて、わかりやすい。


    印象に残ったこと

    記憶は取り出した際に変化する。(語る、紙に書く)
    脳の目的は、生き延びさせること。
    トラウマの記憶を封じ込めるのは良くない(変化しないから)
    孤独になると、交感神経優位になる、睡眠浅くなる、
    人間は、集団で

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    個人的には進歩主義や優生思想に待ったをかけてくれる内容だと感じた。

    なぜわれわれ人類は経済的にも裕福になり、寿命が延び、飢餓の不安もなく、簡単に娯楽にもアクセス出来るようになったにも関わらず、精神疾患が減らないのか?

    これを脳のメカニズムを基にわれわれがなぜ
    ・感情を抱かせるのか
    ・不安を感じさ

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    読みやすいし、実用的だし、興味の高い分野だし、という事で高評価になるのだが、『スマホ脳』『運動脳』に限らず、アンデシュ・ハンセン氏の著作から引用される別本の内容も多いため既視感が多い点は否めない。ただ似たような内容でも、面白い。特に〝感情とは何か“という点からのアプローチとその分かりやすさは秀逸。

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    第1章 私たちはサバイバルの生き残りだ
    第2章 なぜ人間には感情があるのか
    第3章 なぜ人は不安やパニックを感じるのか
    第4章 人はなぜうつになるのか
    第5章 なぜ孤独はリスクなのか
    第6章 なぜ運動でリスクを下げられるのか
    第7章 人類の歴史上、一番精神状態が悪いのは今なのか?
    第8章 なぜ「宿命

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

    「スマホ脳」3周読みました。今回こちらの「ストレス脳」を読み、前作と主張が一貫していてわかりやすく読ませて戴きました。私自身、「スマホ脳」を読んで以降、運動を始め、運動の効能を身をもって感じています。翻訳者の力量にも敬意を表する者です。

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    現代社会において非常に多くの考察を与えてくれる本だと感じる。スウェーデンの精神科医であるアンデシュ・ハンセンは物質的に豊かな社会で、不安やうつといった精神衛生の悪化が増加している背景には、人間の防御本能が関わっていると説く。不安や鬱は体が正常に機能しているゆえの反応であり、目的のために動いている装置

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    ①現代人は一人残らずサバイバルの生き残り。健康や幸福ではなく、生存のために特化している。だから、常に精神的に元気でいるのは非現実的

    ②感情は、生存という任務を遂行するだけの器官である。幸福をもたらための装置ではない

    ③不安とうつは正常な防御メカニズムである。性格とか関係ない。

    ④睡眠不足、運動

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    精神的な疾患や問題に対して、多角的な視点から説明があり、エビデンスがあることが嬉しい。自分自身も精神的に参ってしまった時期もあり、答えではないが考え方や対処の基準として役に立った。
    私は医療関係者として働いているが、自己肯定感が低いといわれている現場の方々には読んでいただきたいと感じた。

    0
    2024年05月25日

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