ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

僕が使者(ツナグ)だと打ち明けようか――。死者との面会を叶える役目を祖母から受け継いで七年目。渋谷歩美は会社員として働きながら、使者の務めも続けていた。「代理」で頼みに来た若手俳優、歴史の資料でしか接したことのない相手を指名する元教員、亡くした娘を思う二人の母親。切実な思いを抱える依頼人に応える歩美だったが、初めての迷いが訪れて……。心揺さぶるベストセラー、待望の続編!(解説・深木章子)

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ツナグ 想い人の心得(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    このシリーズ大好き。
    自分の人生悔いのないように生きたいと思える作品。それぞれの依頼者に、死者に伝えたいことが全く違って、後悔や不安、期待を思いながら死者との面会に臨んでいくけれど、どのチャプターもすごく良かった。特にお気に入りなのは、母の心得だ。

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    前作に劣らず、良作でした。
    単独でも違和感ない構成ですが、前作の流れを踏襲しているので、やはり、前作を先に読んでからの方が楽しめます。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    「母の心得」と「想い人の心得」が印象に残った

    子どもに対して母親はすべての責任を負ってしまいのかという疑問は、私にはまだわからなかったけれど
    きっとそれくらい親にとって子どもは尊い存在なのだなと感じた

    1年に一度しか咲かない桜
    今年の桜ももう散ってしまったな
    あと何度桜を見上げることができるのだ

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    「人は本当に嬉しい時、自分の好きな人にそれを見せたくなるものなのだ」

    「想い人や、大事な人たちと、同じ時間に存在できるということは、どれくらい尊いことか」

    この2つの言葉がとても好きだった。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    そんなに泣かせないでよ!
    と、言いたくなる感動する小説だ。

    『ツナグ』の続編になる。
    死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口、それが使者(ツナグ)。
    死者と会うこととはどんなことなのだろう?
    どうして会いたいという人がいるのだろう?
    心残りがあるの?と思ったけど、そんなことでなくもっと深い内容になっ

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    死者と人生で一回だけ会うことができるという物語であった。自分はまだ大切な人を失った経験をしたことがない。大切な人がそばにいることが当たり前だと思っている。もし、失ってしまった時に、もう一度話したいや伝えたいことがあったと後悔しないように大切な人との毎日を大切に過ごしていきたい。

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    2作目も最高でした。
    電車で読んだ時は涙を堪えました。
    改めて当たり前の日常に感謝しようと心から思いました。
    そして今日が最後でも後悔しない時間を一緒に過ごそうと肝に銘じました。
    感慨深い切なくて心温まるストーリー。
    もしあの世とこの世を〝ツナグ〟が実在するなら私は誰と会いたいのか…
    心地良い余韻に

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    前作『ツナグ』が良かったので、すぐに続編を読みました。
    今回は思わず涙が出てくることが多かったです。前作では泣かなかったのに…
    母の心得は亡くした子に会いたいというお話しだったので、つらい部分もありました。
    一人娘の心得も涙涙…
    想い人の心得は温かさと前向きさがあってほっとするお話し。
    そんな中です

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    前作から7年後の歩美を描いた作品。
    人に伝えたいことはあるし死んでしまってからじゃ後悔してしまう、家族や他人に対する愛情や大切にしていきたいと思わせる作品で途中から涙が出そうになった。
    前作では高校生だった嵐美砂が女優として駆け出してたり、美砂に恋心抱いてるゆずるが使者を通して父親に会ってどう向き合

    0
    2024年11月16日

    Posted by ブクログ

    工房の大将が急死し奈緒に自分のできることを打ち明けて父親に会わせようとする葛藤と、そんなことは知らずに強い気持ちで立ち直っていく奈緒が良かった

    0
    2025年04月19日

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