大谷彰の作品一覧
「大谷彰」の「現代催眠原論」「治療関係がセラピーを有効にする エリクソン,ロジャーズ,ポリヴェーガル理論の交響」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大谷彰」の「現代催眠原論」「治療関係がセラピーを有効にする エリクソン,ロジャーズ,ポリヴェーガル理論の交響」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
催眠の定義にはじまり、その歴史や理論、各種技法やエビデンスなど、催眠に関する知見が網羅されている。
心理療法発展の歴史を振り返るとき、催眠という技法は重要な位置を占めている。それは、精神分析を創始したフロイトが元々催眠を試みていたという歴史的背景を鑑みれば自明のことだろう。
催眠と聞くと、映画などで取り上げられるような怪し気な技法がイメージされやすく、どうしても眉唾な印象を受けてしまうかもしれない。しかし、本書を通してわかることは、これまで催眠に関して多くの研究が積み重ねられてきたという事実、また、治療者と患者との共感関係が重視されているヒューマニスティックな技法であるという事実である。