祥伝社文庫 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧

  • パラレル・フィクショナル 予知夢の殺人
    NEW
    4.0
    〈特殊設定ミステリ〉の第一人者が放つ一撃!  予知夢を見るふたり。 惨劇は回避できるのか?  そして凶悪な殺意の主とは?  あなたはこの結末に驚かずにはいられない―― 刻子と甥の素央は、惨劇の夢を見る。親族八人が集った別荘で、刻子以外の全員が命を落とすのだ。二人には「確定している未来を事前に夢に見る」という予知能力がある。 殺されるはずの素央は別荘に行かず、すべての惨劇は回避された――と安堵したが……。 凶悪な殺意を持つ者は確実に存在する。起きるはずだった事件と犯人の正体とは? ※本書は、2022年3月刊行の単行本『パラレル・フィクショナル』を改題し、2025年3月祥伝社文庫より刊行された作品を電子書籍化したものです
  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿
    NEW
    3.6
    呑むほどに酔うほどに冴える酩酊推理! 女子高の正門前に車を停め、夜の職員室に戻った辺見祐輔は憧れの美人教師の不審な挙動を垣間見た。 その直後、机上の答案用紙が、さらに車までがなくなった。ところが二つとも翌朝までに戻されていた。誰が、何のために?  辺見の親友であり、酒に酔うほど冴え渡る酩酊探偵・匠千暁に相談すると……。 続発する奇妙な事件を、屈指の酒量で解く本格推理の快感!
  • 虚の聖域 梓凪子の調査報告書
    続巻入荷
    3.5
    1~2巻858~924円 (税込)
    14歳の少年はなぜ死んだのか? 転落死した甥の死の真相に迫る《元警察官の女性調査員》。 母ひとり、子ひとり。ふたりの幸せを壊したのは―― 《元警察官の著者》が描く、心抉るミステリー。 島田莊司選・ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作、待望の文庫化 14歳の誕生日の二週間後、梓輝也は百貨店屋上から転落死した。梓凪子は葬儀の場で、姉であり輝也の母の未央子から、死の真相を調べてほしいと依頼される。 遺書はないが、警察は自殺と判断していた。因縁を抱え警察を退職し、調査会社で探偵をする凪子は、困難な調査に乗り出す。 訪れたのは、学校という名の“聖域”。 何かを掴みかけたその時、凪子に魔手が迫る――。
  • ナイフが町に降ってくる
    NEW
    3.5
    「どうなっちゃうの?」女子高生・真奈は絶句した。 突如「時間が停止」したのだ。 謎の青年・末統一郎が何かに疑問を抱くと、この現象が発生するという。 そして今まさに、ナイフの突き立った死体が眼前にあった。しかも、至るところに!  この謎を解かない限り、二人以外のすべての人間、物体は永遠にストップ状態。 “時間牢”脱出をかけた二人の謎解きが始まった!
  • 踊れ、かっぽれ
    NEW
    -
    最高で最強の、夏。 つらい過去も自分の弱さも、踊ればきっと、みんな輝く。 静岡の風物詩〈港かっぽれ〉に夏を捧げた高校生の、汗と涙はじける感動作。 地元出身作家が放つ、祭×青春小説! ダサい――。熱血顧問の不格好なダンスに、望月夏希らはめまいを覚えた。 静岡の清水みなと祭りで港かっぽれを踊る部活に集まった、やる気なし、体力なし、連帯感なしの十人の高校生。練習を重ねサマにはなってきたものの、ひた隠す過去の傷や虚勢のせいで部員の気持ちはすれちがったまま。 汗と一緒に本音も弱音も大噴出して迎えた本番、彼らは最高のかっぽれを踊れるか!?
  • 五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃
    値引きあり
    -
    日米開戦前夜―― ルーズベルトの陰謀、チャーチルの思惑、そして山本五十六の野望 真珠湾攻撃の黒幕はだれだ?? ヒトラーの暴走により第二次世界大戦、勃発。ルーズベルト米国大統領はその欧州戦線に参戦する口実を得るために日本を挑発、アメリカを攻撃させるべく追い詰める。 ISOROKUは必ずハワイを攻めてくる! 日米欧を舞台にした壮絶な心理戦とスパイ戦の果てに、ついに山本五十六連合艦隊司令長官が動き出す。 真珠湾攻撃奇襲作戦の真相を抉る、究極の戦史小説。
  • DANCER
    値引きあり
    -
    ルポライター有賀雄二郎シリーズ第3章 本能の殺戮者――謎の生命体”ダンサー”降臨! 嵐の夜、筑波恒生大学の研究室から実験動物”ダンサー”が脱走した。 現場に残されたのはES細胞の第一人者エレナ・ローウェン教授の斬殺体。 ルポライター有賀雄二郎は翌日に大学から姿を消した息子の雄輝を追い、調査に乗り出した。 一方”ダンサー”は、本能に駆られるように謎の美女”サルサ”を求めて殺戮を繰り返す。 遺伝子研究の闇に挑む、戦慄のサイエンス・ミステリー。
  • 偽証
    NEW
    -
    誰かを想うとき、人は嘘をつくのかもしれない―― 下町を舞台に静かな筆致で人の情を描く、傑作ミステリー集。 信号のある交差点で男が車に轢かれ命を落とした。唯一の目撃者千賀和子は、運転していた会社役員熊谷の信号無視を証言。 しかし裁判直前、被告の弁護士結城の許に、匿名の手紙が届く。手紙は和子の偽証を示唆していた。結城は法廷で手紙の内容を突きつける。動揺する和子はやがて真実を語り始める(「赤い証言」)。 偽りの証言の裏にある心の闇を鋭く描いたミステリー集。
  • 偽証法廷
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    -
    完璧な物証。しかし証拠能力はゼロ!? 犯人をあげるために刑事が取った許されざる行動とは。 守るべきは己の正義か、真実か―― 人間の業の深さをあぶりだす圧巻の法廷ミステリー 20代女性の絞殺現場から、巡査部長大場徳二は密かに銀のロケットを持ち去った。それは幼馴染の右田克夫が肌身離さず持っていた物だった。 右田には前科がある。だが、本当に彼の仕業なのか? 証拠隠滅の罪に怯えながら、大場は単身右田の行方を追う。 一方、手掛かりのなかった捜査本部にも地道な捜査の末、右田の名前が浮上。そんな折、同様の手口による新たな死体が!
  • 完本 白頭巾 月華の剣
    NEW
    -
    権力に阿る輩を許さない――白装束の剣士参上! 賄賂を狙う義賊 「白頭巾」。その正体は、浪人・隼新三郎。 すべては、亡き父の無念を晴らすため―― 迫力満点の剣戟と江戸の人情を描く傑作時代小説 江戸の浪人・隼新三郎にはもう一つの顔がある。 大名の賄賂を狙う義賊「白頭巾」だ。栄達を望み民を蔑ろにする藩主に死をもって諫言した父の無念を晴らすためだった。 ある夜、新三郎は辻斬りの現場に遭遇する。逃げた下手人の手がかりを握るのは、同じく現場に居合わせた大名家家臣・磯村伝八郎。新三郎は、殺された番頭の息子に自分の姿を重ね真相を追うが……。 ※本書は『白頭巾――月華の剣』に著者が加筆・修正を施した「完本」です
  • 容疑者圏外
    NEW
    -
    犯人に名前を呼ばれた夫と、姿のない犯人はどこへ―― 立花文彦が運転する現金輸送車が襲われ、1億5千万円を奪われた。急に病欠した同僚に代わった日の災難だった。 犯人に名を呼ばれたため共犯と疑われ、立花は失踪する。犯行前日、妻の伊津子は事件を示唆するような電話を受けていた。 新婚の妻は夫の無実を信じ、自ら真犯人を追う。ところが夫の知られざる過去が次々と明らかに。行方のわからない現金を巡りさらなる惨劇が! 【『疑惑』改題作品 】
  • KAPPA
    値引きあり
    -
    釣り人が沼に消えた―― そこに、何かが、いる・・・・・・ 河童伝説の残る牛久沼で、釣り人の惨殺死体が発見された。 はたして、犯人は河童なのか? 茨城県の牛久沼で、釣り人が沼に引きずり込まれるという事件が起きた。 後に発見されたバラバラ死体。いったい、何者の仕業なのか。事件の唯一の目撃者は、河童にやられたと証言するが……。 沼には、何かが潜んでいる――宿なしのルポライター有賀雄二郎と、つくば中央署の阿久沢健三は、川漁師の源三、少年太一の協力を得て、河童伝説の残る地で真相究明に乗り出した。
  • RYU
    値引きあり
    -
    「米兵が喰われた…!?」 沖縄北部の集落周辺で発生した不可解な連続失踪事件。 『KAPPA』に続く有賀雄二郎シリーズ第2章! ある日、有賀雄二郎の元に届いた一通の手紙。 同封された不鮮明な写真には、巨大生物らしき奇妙な物体が写っていた。 その正体は、いったい何なのか。しかも写真を撮った米兵は、行方不明になっているという。 有賀は動物学者の盟友コリン・グリスト、愛犬ジャックと共に沖縄に飛んだ。さらに地元の美女、永子の協力を得て調査するうちに、次第の事件の真相が明らかになっていく――。
  • Dの遺言
    値引きあり
    -
    戦後、日銀から消えた20万カラットのダイヤモンド。 曾祖父から謎の遺言を託された小説家の浅野迦羅守は、恋人の小笠原伊万里、元CIAの南部正宗、数学の天才ギャンブラーらと共に暗号の解読に挑む。 目に見えぬ敵と、4人の仲間を次々と襲う危機。はたして時価1000億円と言われるダイヤを発見できるのか。 『Mの暗号』に続く昭和史ミステリー第2弾!
  • Mの暗号
    値引きあり
    -
    推定総額、じつに30兆円。戦後、軍から消えた莫大な資産<M資金>の謎── <獅子>が守りし金塊を探せ! 亜細亜産業、GHQ、そしてフリーメイソン…… 奇妙な暗号文から、戦後史に暗躍した機関の名が次々と浮かび上がる! 歴史作家・浅野迦羅守(あさのがらむ)のもとに、美人弁護士・小笠原伊万里が奇妙な相談を持ちかけてきた。 継父が祖父から預かっていた地図と暗号文が、継父殺害に関係している疑いがあるので、その謎を解読してほしいというのだ。 迦羅守が仲間と共に解読に挑むと、やがて戦後史の闇に葬り去られた30兆円の金塊<M資金>の存在が浮かび上がる。 戦後史の謎に挑む、傑作冒険ミステリー!

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