【感想・ネタバレ】絶対回避のフラグブレイカー 1 美少女吸血鬼に殺されないための27の法則 【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

【電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録】

気がつくと俺は、三年前に妹と揃ってハマったファンタジーホラーアニメ『キープ・キリング』の世界にいた。領主を襲った化け物を討伐するため、森の奥の根城に向かう一員として目覚めた俺――元剣闘士のイルッカは、初回放送であっさり惨殺される冴えない役どころだった。
そんなチョイ役で死んでたまるか! この世界では、頭上に漆黒の「死亡フラグ」が現れた者が凄惨な死を迎えるというルールがある。逆に言えば、殺人鬼は死亡フラグの立った人間以外を手にかけることはできないのだ。どうやら仲間で死亡フラグが見えるのは俺だけらしく、幸い俺はこの冒険の結末まで視聴済み、円盤付録の設定資料も熟読しているオタクだ。妹のミカから伝授された「死亡フラグ回避術」をたよりに、冒険のクライマックスまで生き延びてやろうじゃないか――!
『絶対に死にたくない冴えないモブ男』VS『絶対に殺したい美少女ヴァンパイア』。設定を逆手に取って突き進む先には、視聴者が見ることのなかった物語の“真相”が待ち受けていた――!?

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貴方ならどう躱す?

 ホラー映画って見慣れてくると可哀想だけどこの人死んじゃうなって思うときありますよね。
 あれをしなければ、こんな事言わなければ、死亡フラグを立てなければ生き延びる事が出来たかも知れないのに。
 これはそんな死亡フラグを華麗に躱し続ける痛快さたっぷりの一冊です。
 悔しがる美少女吸血鬼にざまぁみろと言ってやるのが病みつきになりますよ。

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2020年03月07日

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