【感想・ネタバレ】ありす、宇宙までも 1のレビュー

あらすじ

目指せ!日本人初女性宇宙飛行士コマンダー

朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。
彼女は幼い頃
両親からバイリンガル教育を受けていたが、
その死によって結果的に
どちらの言語も拙くなり、
日々の授業についていくことができない。

そんな中ありすが出会ったのは、
孤高の天才・犬星くんで…?

「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」
「おれが君を賢くする。」

両親がいる天国に近づくために、
一人の少女が日本人初の
女性宇宙飛行士船長に
なるまでの物語。

生きづらさを抱える少年少女が
地球の引力圏を抜け出して、
夢を叶えるまで…
その熱き挑戦を、とくとご覧あれ!!

『MAMA』『ルポルタージュ』『インターネット・ラヴ!』の売野機子が描く、最新作!

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Posted by ブクログ

ツイッターでお勧めされて読んでみたが、
これ、宇宙飛行士養成マニュアルじゃねーか!
今中学生くらいだったら、これを真に受けて努力したら宇宙まで行けちゃう奴じゃねえのかよ!!

あーっ、中学生くらいの時に読ませてくれよ!!
今の中学生ずりー!!

5
2025年03月09日

Posted by ブクログ

なんて気になるラスト!!

絵がとっても可愛い。類君の夢ってなんだろう?
キャラクターがとっても魅力的で、2人のことをもっと知りたい。

1
2025年02月08日

Posted by ブクログ

概要からだと、ありすがクラスメイトから美少女だと持ち上げられるたびに疎外感を抱き続けてきたことと、宇宙飛行士を目指すことと、どうリンクするのかな?と想像しづらかった。
ただ「MAMA」で子どもたちの細やかな心情を捉えていた売野機子さんの作品だから、きっと意味があるのだろうなと読んでみた。

美少女であることというより、セミリンガル(バイリンガルが2言語話車なのに対してどちらの言語も中途半端な状態)のために常に周りから浮いてしまい、自分でもその原因が分からなくて疎外感を抱いていて、それに加えて美少女だから周囲が勝手に天然だとかかわいいとかで収めてしまっていたということだった。これから美少女要素(容姿で判断される生きづらさ)がどこまで阻害要因になるのか、導入だけで終わるのか、気になるところだけど、ひとまず納得。

知識も分析力も超高いけど空気が読めなくて同じく学校で浮いていた犬星くんがありすの理解者となり、タッグを組んで宇宙飛行士への道を目指すことに。宇宙飛行士の中でもコマンダー(船長)というポジションにフォーカスすることで、よりありすの特性が生かされるのだなと期待するのと、まっすぐな二人の姿がとてもかっこいい。

1
2025年01月01日

Posted by ブクログ

マンガ大賞か〜宇宙に興味あるし読んでみよ…と軽く手に取り家で読み始めたら読む手が止まらなかった。
3巻まとめて買ってきていてよかったと思えた。
私にとっては宇宙兄弟と並ぶほど面白いと思えた漫画!
久しぶりに登場人物の未来を応援し、青春を一緒に味わせてくれる物語に出会った。

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

おもしろーい!
そしてなんか私も学んで賢くなってる気がする!
これはちゃんと追いかけて読んでいきたい。

0
2025年05月28日

Posted by ブクログ

1話を試し読みし、その終わり方があまりにキラキラで胸高鳴りすぎて最新巻まで買ってしまった。めちゃくちゃおもしろい!ありすと犬星、どちらも生きづらさと悲しみを抱えている2人ですが、手を携えてどんどん成長していき、目標に向かって突き進んでいくのが本当に胸が熱くなります。読みながら涙がこみ上げるところも。3巻時点ではまだ走り出したばかり、これからもワクワクです。

0
2025年05月24日

Posted by ブクログ

ガール・ミーツ・ボーイ。なんて夢のある、それも、セミリンガルという一見難易度の高いスタート地点のはずなのに、「言語の壁が克服できれば何にでもなれる」という、大きな希望を感じる展開なんだろうと思います。
ありすの天真爛漫さや、犬星くんが静かに燃やす不屈の精神に、読んでいて明るい力が湧いてくるような。
2人の間に、同志としての信頼、同じ北極星を目指す結びつきがありつつ、(今後どうなるかは分からないですが)恋愛の匂いがないのも爽やかな感じ。

0
2025年04月27日

Posted by ブクログ

むちゃくちゃ素晴らしくて、漫画を読んで久し振りに涙がボロボロ出た。
子供の世界を肯定しようという作品の意志が本当に眩しい。ありすと犬星くんの掛け合いが大好き。漫画としてめちゃくちゃ読みやすい!セミリンガルという概念を知らなかった。勉強がしたくなった。続きが超楽しみ。

0
2025年04月20日

Posted by ブクログ

 ありす、宇宙までも(ありす、 どこまでも)

 セミリンガルについて
 一言語のみ習得している者はモノリンガル(英語版)(英: monolingual)、二言語の環境で育ち、その両言語において年齢に応じたレベルに達していない者はセミリンガルと呼ばれる。近年は、セミリンガルという言葉が否定的だという意見が増え、ダブル・リミテッド(ダブルリミテッド)という名称が広まりつつある。
 一方、市川力は、外国語で教育された者だけでなく母語だけで教育された者も「セミリンガル」になる可能性はある、母語だけで教育されれば無条件で「モノリンガル」になるという感覚はおかしい、という考えから敢えて「セミリンガル」という単語を使用している。
 ダブル・リミテッドは、日本においては帰国子女や日本に住む外国人児童の間に散見されるため、特に教育関係者の懸案事項となっており、言語学や教育学の専門家による研究が広く行われている。
 言語獲得は環境および年齢差・個人差が大きい上に、日常会話能力(BICS)はバイリンガルであっても、抽象思考や学習のための言語能力(CALP)がダブル・リミテッドの状態にあり教科学習に支障をきたす者もいる。何をもってバイリンガル、何をもってダブル・リミテッドと判断するのかは未だ曖昧である。


朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。
彼女は幼い頃
両親からバイリンガル教育を受けていたが、
その死によって結果的に
どちらの言語も拙くなり、
日々の授業についていくことができない。

そんな中ありすが出会ったのは、
孤高の天才・犬星くんで…?

「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」
「おれが君を賢くする。」

両親がいる天国に近づくために、
一人の少女が日本人初の
女性宇宙飛行士船長に
なるまでの物語。

生きづらさを抱える少年少女が
地球の引力圏を抜け出して、
夢を叶えるまで…
その熱き挑戦を、とくとご覧あれ!!

『MAMA』『ルポルタージュ』『インターネット・ラヴ!』の売野機子が描く、最新作!

【編集担当からのおすすめ情報】
『あたし、宇宙飛行士になるんだもん。』
『だとしたら…“いい時代”に生まれたな。』


「アルテミス計画」をご存知ですか?

アポロ17号以来の月面着陸を、“女性”で成功させ、最終的に火星有人探査を目指す計画。

それが、アルテミス計画ーー

不定期な募集だった宇宙飛行士。
それがアルテミス計画により、
5年おきの募集へと変更になった現在。

宇宙飛行士を目指すために、
私たちは“いい時代”に生まれているーー

医師、技術者、パイロット、研究者…
天才たちが身を捧げた高みへ
天真爛漫な美少女・ありすが
今、夢を打ち上げる。

売野先生が描かれる
宇宙飛行士を目指す彼女の繊細な心と、
まっすぐな熱意に圧倒されること
間違いなしです。
ぜひお読みください。

0
2025年04月14日

無料版購入済み

少女と少年2人なら

頭が悪いなら、誰かに教えてもらえばいい。
能力を親のせいにしても、何にもならない。

夢を持った女の子と、勉学に励む男の子が出会って、2人が幸せへと進んで行くのが、気持ちいい。

#アツい #エモい #タメになる

0
2025年04月10日

Posted by ブクログ

マンガのラジオで、次回(2025年4月は毎週)のゲストはマンガ大賞2025を受賞された売野機子先生と聞き、興味と予習を兼ねて本書を手に取りました。(ラジオ収録は発表受賞翌日3/28でフレッシュなコメント確定)
予備知識ゼロで読むと、なるほど面白い。
両親なしセミリンガルのリスクを持つ女子小学生朝日田ありすが海外の小学校から日本へ転校する場面から始まる。
校長室の掃除当番で、勉強が出来る嫌われ者のクラスメイト犬星類と一緒に掃除をする事がきっかけでお互いが関わっていくことになり、ありすに日本語を教える事になった犬星と対話を続けていくと、ありすは宇宙飛行士を目指すと決めた。
読み始めの3分は好みでない絵柄だったので「面白くなくても一冊読み切ろう」などという考えが脳裏をかすめました。
さらに読み続けると、よくある学園ものとは早い段階でズレできて、先が気になってしまいあっと言う間にマンガの中に引き込まれていました。
セミリンガルなどの特殊な障害ワードが出てきます。
さらに新しい個性的なキャラもリズムよく登場し、仲間で問題を解決し、それぞれが人間的な成長をしながら関係性を構築していくドラマは、小さな節目毎に小さなカタルシスを得ることが出来て清々しい読後感がありました。
読み終わると絵柄は全く気にならず、むしろこの絵柄でなくては成立しなくなりました。
読みやすい独自のキャラとストーリーが秀逸です。ラジオで早く作者のコメントを聞きたい。

0
2025年04月03日

Posted by ブクログ

セミリンガルの少女と彼女の宇宙飛行士への夢を支える天才少年の話。 宇宙開発モノ+子供が世界に対して戦いを挑む話というどちらも大好物の題材。

子供が真剣に宇宙飛行士を目指す話というと、石渡治の「パスポート・ブルー」を思い出すが、あれに比べると随分展開が早いのが時代を感じさせるところ。

犬星くんの「おれが君を賢くする。」は筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」か?

0
2025年04月02日

無料版購入済み

やっぱり

頭脳明晰、容姿端麗は無敵だ。
この二つの武器で何を成すかが世の中の物語の8割なんじゃないかと思ってしまう。
それはさておき、この頭脳明晰な少年と容姿端麗な少女の物語はおもしろい。抱えるコンプレックスも時代を反映した生き辛さであり、まだまだ先が読みたくなる。

#アツい #共感する

0
2025年04月05日

Posted by ブクログ

ダヴィンチ・年末ランキングから。まだ1巻しか出てないみたいだけど、これは良い。”君と宇宙を~”にちょっと似た雰囲気を感じた。天才少年とありすのコンビが何とも絶妙。続きが楽しみ。

0
2024年12月09日

購入済み

優しく美しい成長譚

長編物が好きなので、普段は連載開始すぐには購入しないのですが(作者さま申し訳ないですm(_ _)m)、この作品に関しては雑誌で一読してすぐに単行本購入を決めました。描写がいちいち優しく美しく何度も読み返したくなる作品。おすすめです。

#アツい #感動する #共感する

0
2024年11月17日

Posted by ブクログ

BLで知った売野さんの最新作。
授業についていけないくらい勉強ができないありすちゃんが、孤高の天才犬星くんと女性宇宙飛行士船長を目指すお話。

主人公のありすちゃんの喜怒哀楽が瑞々しい!
犬星くんもただの天才じゃない!
何かを目指す人の話は多いけど、その人と同じくらいサポートする側にも焦点が当たっていていい!

大人はもちろんだけど個人的には小学生くらいからのお子さんに読んでほしいな〜!

0
2024年10月04日

H

購入済み

とても面白かったです!
子供達の可能性を子供自身が信じて、努力し伸ばそうとする姿勢が描かれていて、心に響きました。

作画のタッチも作中の世界観への没入感を深めてくれる繊細なタッチで好みでした!
続刊が待ち遠しいです。

#アツい #感動する #ドキドキハラハラ

0
2024年09月11日

Posted by ブクログ

美しすぎる漫画だ。暗く耳を塞ぎがちだったありすの人生に道が開いていく描写の気持ち良さ。ありすの将来にわくわくが止まらない。特に3話!素晴らしすぎる!

0
2024年08月30日

Posted by ブクログ

またもやうっしー(牛沢さん)のおすすめ漫画を手に取った。マンガ大賞2025の大賞受賞作品。
セミリンガルのありすを賢くするために、頭の冴える犬星くんが手を貸していく。
これ、相当な背景知識があって描かれてるように感じる。学ぶことの楽しさ、眼が開いて世界を深く捉えられるようになる喜び。それを物語にのせて伝えてくれる、力のある作品だと期待が高まる1巻だった。
まだ走り出したばかりだから、今後の展開が気になる。

冒頭の描写も、多分この作品の終わりでまた深められるのではないかと予想している。

--

俺の信条だ、覚えておけ。
子供は、自分の力で未来を変えることができる。

この信条を少しでも汚す奴を、
俺は許さない。

0
2025年05月28日

Posted by ブクログ

絵のタッチは独特(少し少女漫画のような)
ありすが犬星と言う男性に女性宇宙飛行士になる為色々と教えて貰うが こちらも少し学びがある

0
2025年05月28日

購入済み

がんばれ

主人公の女の子を応援したくなる(それとも、主人公は男の子を含めた2人かな?)
もどかさしい空気が徐々に晴れて行くような、独特の空気感。この著者は好きだなあ。

#胸キュン #アツい #カッコいい

0
2025年05月22日

Posted by ブクログ

2025マンガ大賞受賞。容姿端麗人気者ながらも海外生活でセミリンガル(2つの言語を取得しようとして、どちらも十分なレベルに達していない状況)だった少女が、同級生孤高の天才犬星と日本人女性初ISS船長(コマンダー)をめざす。

0
2025年04月30日

Posted by ブクログ

「マンガ大賞受賞」と聞いて購入しました。
宇宙や宇宙に関することに惚れる話に、このところよく出逢います。
「君と宇宙を歩くために」
「宙わたる教室」
「この夏の星をみる」
本作も含め、いずれもディスレクシア、自閉症、セミリンガル等の生きづらさをもつ主人公が、寄り添う人と共に特性を活かしたり乗り越えたりしながら、先に進む話。
読んでいたら、自分も前に進もうと思わせてもらえます。
3巻まで読みましたが、続きが楽しみです。

0
2025年04月13日

無料版購入済み

どこまでも

若い情熱と行動力が宇宙を目指して何らかのことを成す
話はいくつか読んだが、このお話は一風変わっている。
セミリンガル、初めて知った。

0
2025年04月02日

Posted by ブクログ

ありすの目がドンドン輝いていくのが、本越しから伝わってくるのがすごい!
思わず目を塞ぎたくなってしまうぐらい眩しい。
細くて繊細なタッチが柔らかい世界観を演出していて、心がじんわりと熱くなる。

0
2025年04月01日

無料版購入済み

うーん…

マンガ大賞2025を受賞した作品という事で、世間では評価されているんだろうけど…、どうなのコレ?

まず冒頭。
「夢を達成した瞬間の未来」のシーンなんだろうけど、すごい違和感。
「これだけお綺麗だと女優という選択肢もあったのかなと」
「やはり家庭との両立が気になるところですが」
この2つの言い方、今でも完全にアウトでしょう。
ましてや近未来の話なら、あり得ないと思う。

ISSの船長って、ISSは現在のところ2030年には運用停止になる予定。
将来の話では、ISSはもう無いんじゃないの?

この時点で、「ひょっとして、子供時代は過去の話?」と思ったけど、巻の中ほどで「アルテミス世代」や「2022年現在で12歳、26歳で宇宙飛行士に応募する」とある。
となると、やっぱり違和感しかない。

しかもこのシーン、「月・ISS・火星に、まずは女性宇宙飛行士が行く計画」とあるけど、ISSに関しては既に2001年以降何人もの女性宇宙飛行士が滞在しており、表現がおかしい。
また、中学生相手のシビアなテストと言うのもちょっとどうかと思う。
このあたり、非常にリアルに描いている「宇宙兄弟」と比べるとかなり煮詰めが甘いように感じる。
(その宇宙兄弟ですら、ブギーを始めとしておそらく詳しい人にはたくさんの「ありえない」が存在しているんだろうけど)

「子供に宇宙飛行士への道と言う夢を抱いて欲しい」
「子供のうちはどんな人でも努力すればまだまだチャンスがあるという事をわかって欲しい」
これが本作のテーマなんだろうけど、逆に大賞を取ったのはそれ、つまりは「大人側の意図」なんじゃないかと思えてしまう。

クセの強い絵と相まって、個人的には本作がそこまで素晴らしい作品とは思えませんでした。

1
2025年03月31日

Posted by ブクログ

2025年漫画大賞受賞、タイトルから宇宙飛行士の話?SFかな?程度の情報しかない状態で読んだけどおもしろかった。
(宇宙飛行士を目指していく話だった)

可哀想すぎず前向きな描き方に好感がもてる。

「セミリンガル」という言葉は知らなかった。
生い立ちによる差の話。
ありすはきっと真っ直ぐ成長していくだろう、と思える一方で犬星くんはどんな大人になっていくのかな。

絵柄が古いのは少し気になる。
ありすが宇宙飛行士になりたい理由がまだ描かれてないのも気になる。

0
2025年04月26日

Posted by ブクログ

オンラインである程度読んで面白かったから、紙媒体で購入。凄く良い導入。そして、一巻までは、全部読んでた!!

二巻を楽しみに待とう。

0
2024年09月11日

Posted by ブクログ

ゆめにむかっていつまでも
 川勝徳重さんのTwitterから。

 宇宙飛行士。なりたい。
 このきもちをいだいて、少年たちはかけぬける。

 主人公のありすは周囲とのギャップにコンプレックスをいだいてゐた。それをみかねた犬星がタッグを組み、ありすの自走を見守る。ペダンティックな知識をふりまきながら
 そんなはなし。

 まあ実際の小学六年生がこんなことを考へてゐるのかは、ちと、びみょうなところだ。犬星の蘊蓄がちょっと衒学的すぎやしないか、とか、こんな関係になる男女って本当にゐるのか、とか。人間ファンタジーかもしれない。
 でも、マンガとしての必要な構成は王道ながらもそろってゐて、出だしはまづまづのスタートだと感じた。これからもっと作者のオリジナリティをひきだしてほしいと期待した。

0
2024年09月01日

「青年マンガ」ランキング