あらすじ
おたのみします
おたのみします
異常不審火が連続発生。
手がかりは、顔の見えない遊女。
ミカヅチ班、立つ。
続々重版シリーズ最新作!
☆☆☆
顔なき女は燃やす。人を家を男を。その悪意、出処知らず。
霊視の青年・安田怜は悩んでいた。
怪異事件を隠蔽する警察・異能処理班刑事の極意を待つ過酷な運命。
それを防ぐため、夏休みを使って安田はひとりで捜査を開始する。
呪い殺されたかのような不審火が頻発するなか、
安田は隠蔽でも解決でもない第三の道へたどり着く。
チームの絆深まる警察×怪異ミステリー第四弾!
感情タグBEST3
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オーディブル試聴。
好きなホラーシリーズ。ミカヅチのみんなが仲良くなっていてニコニコしてしまう。内容はおどろおどろしい部分もあるけれど、好きです。
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他の方の感想を読んだら違うシリーズの登場人物が出てきているらしくどうやらそちらも読まねばならない。
それにしても、バカだな安田怜は。
バカなのになんでこんなに泣きそうになるんだろう。
職場は馴れ合うところじゃないよ、そんな命がけで誰かを思う場所でもない。
でもミカヅチ班は命をかけてる人たちのとんでもない輝きみたいなものでいっぱいだ。
誰が欠けてもダメなんだな。
めちゃくちゃ好みです。
『黒仏』読みます。
Posted by ブクログ
ますます面白くなってきて続きが気になる…
長野県の善光寺が出てきたので、よろず建物因縁帳シリーズを思い出しながら読んでいたら小林教授(学芸員)がでてきてびっくり!春菜と仙龍はどうしているんだろうと思考が飛んでしまった。
迷い塚
思いもしていなかった小林教授の登場で久々にテンションが倍上がりました!お元気そうで何よりです。またまた善光寺周辺の怪事は見事な描写で怖かったです。怜君は辻に行ってあの世を見るなんて、神様であっても恐る行為をやってしまう。真っ直ぐなバカ。バカが全員に罹患してこれからどうなるのか楽しみです
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警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第4弾。
「エピソード1」 陰火を呼ぶ女。
「エピソード2」 東急線武蔵新田駅 迷い塚。
安田怜は、極意が悪魔に騙された事に憤っていた。
超絶お人よしの怜は、力になるべく奮起する。
信濃歴史民俗資料館を訪ねた怜は、学芸員の小林と会う。
灰色の作業着でズボンの尻に手ぬぐいをぶら下げた
小柄な爺さんで・・・ここでキターッ!小林教授!!
怜がサニワを持ってるってのを聞いて、行き先が
長野というから期待していたら、やっぱり!
よろず建物因縁帳の主要キャラのひとりが出たぁ。
こういうのが楽しいんですよねぇ。
相変わらず蘊蓄と小ネタが楽しかったぁ
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シリーズ4作目、ミカヅチ班は安田怜のバカに罹患して団結するバカ(by警視正)に。。
いつもの怪異は隠蔽しても、赤バッジさんの身に起きることを黙って見過ごすのかい!?となるので団結してよかったです…広目天格好良かった。
「平安を願って戦う者の凄まじい意志」…怨霊をこういう表現するの好きです。三大怨霊の他2人(二柱?)もこうだといいな…他の怨霊の皆さん(?)もこうあってほしい。
学芸員の小林さん、他シリーズの主要登場人物なのか。
どピンクバーにいたミカちゃん、冒頭で失踪してたミカなんじゃ……と思いました。まみこママもよき。
Posted by ブクログ
2024/6/13
小林教授お久しぶりです!曳家の人たちどうしてますか?
別のシリーズがリンクしてるのすごくいいよね。
私知ってるもんね^^って謎の優越感。
まんまとやな。
怜に引っ張られてみんなが自分だって本当は赤バッチを助けたいんだとそっぽ向きながら協力し始める展開熱い。
あと怜の純粋さや優しさに霊が救われる展開も熱い。
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第4弾!
怜くんの夏休み〜
でも、私と違って、3連休やけど。
また、私と違って、ダラダラやなく、赤バッチの為に、色々調べる。
そう簡単に悪魔との契約が、チャラになるとは思えんけど、騙して、契約する事に怒りを憶えて( *`ω´)
まぁ、多分、悪魔と分かっていても、妹の為に契約してしまうんやろけどね。
こんな優しい怜は、異能班のOBの幽霊さんへ会いに長野へ。
ここでも、怪異には会うけど、優しいから、怖い霊を成仏させてしまう。
夏休み明けも、忌み地の迷い塚へ。
みんなに反対されながら、でも、陰でサポートされて…
それぞれ、異能なんで、いつ自分が仲間の相手を退治するか分からん班が、この怜さんのお陰でひとつに!
バカが移ったと表現してる照れ屋さんたち。
でも、何か起こりそうな予感。
次も読まな〜!
「ことが起きると、それが決まりだからって答える人がいるでしょう?基準を外側に置くのはそういう人よ。わたくしは、それは甘えと思うのね?だって、決まりというのは物事をよくするためにあるのであって、決まりが先では本末転倒になってしまうから」
目的と手段が、逆ってヤツやな。
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ミカヅチ班の1人赤バッチこと極意は契約により地獄の犬に狙われている。極意が悪魔になるのも犬に喰われるのも阻止したい怜は夏休みを使い手がかりを探しに動く。
起きた事件を解決しない、助けない、ただ隠蔽するミカヅチ班。それは仲間内に起きる事でもそう処理する。だが、怜が赤の他人ならそれで済むが極意は仲間だとなんとかしたいと思う気持ちは分かる。個人的に極意が好きなので、彼を助けるために必死に足掻く怜を頑張れ、負けるなと応援している。始めの頃と違って霊視とエンパス能力+優しさを武器に自分で動けるようになった怜に成長を感じる。
次の話では極意を助けるヒントを得るため怜は冥界の入り口に入る。そこでミカヅチ班の極意を仲間を思う気持ちが確認出来る。なんだかんだ言ってもみんな共犯だったんだな~とニヤニヤしてしまった。
よろず建物因縁帳の小林教授の登場、作者の絶妙な人選が良い。
Posted by ブクログ
いよいよシリーズのクライマックスへ向けた序章といったところでしょうか。
主人公が禁足地へ自ら乗り込み実体験を試みるまでに成長してきました。
ミカヅチ班の仲間による助けもプロフェッショナル。
次作が大変楽しみなシリーズです。
オススメ。
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怪異をひたすら隠すという話の終わらせ方が独特で、それはそれで面白いなーと思います。解決までできちゃうおこがましさを無くしたっていうのも結構好きです。
それから、登場人物の設定が魅力的で、誰が動いていても、応援したくなります。あとは、何と言っても、伏線を回収しながら、シリーズを終わらせてくれるだろう安心感があります。まだ、終わらないのにも関わらず(笑)。登場人物たちとお別れは寂しいですが、他のシリーズで、行く末が分かるお楽しみ感も好きです。
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怜は赤バッジを救う為にあの世に行く為に迷い塚に行った。そこで妹にあったが悪魔との契約の不条理に無力さを痛感していた。今後ミカヅチ班どうなるか、あの扉が開くのか
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社会に出てから、歪んだ物の見方をしてしまうことがあります
主人公のように真っ直ぐに、色んなことに惑わされず、生きれたらと思いながら、なりきって読んでます!
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内藤了さん、『ミカヅチ』シリーズ4作目。
悪魔にほぼ騙されたような形で契約した極意さんを助けるために奔走模索する怜。
無謀だ、バカだと怒られながらもチームが一体化していく。
こういうキャラって、ある意味自分勝手なのでイライラさせられることも多いのだけど、怜はなんだか応援したくなってしまうから不思議。
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今回は怜くんの勝手な行動から物語が始まります。
遊郭に残る怨念。DVの旦那を藁人形で引き裂いた妻の後始末。(この手はやっぱり苦手ですね)
そして勝手に迷い塚に入って極意さんの妹を助けようとする……。きちんと報連相をしようよと思いつつ、楽しませていただきました。
ラスボスが誰なのか、わかりませんが続きが待ち遠しいですね♪
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楽しみにしていたミカヅチ班最新作!
薄い!あっという間に読み終えてしまって寂しい限り。
ページ数は少ないけど、内容はしっかりしておりミカヅチ班が「団結バカ」になった。
怜の真っ直ぐな気持ちがみんなを動かして良かった。
次はどんな展開になるんだろう。
建物因縁帳の小林先生が出てきて、他のメンツもでてくるかと期待したけどそれはさすがになかったか。
Posted by ブクログ
ミカヅチシリーズ、4作目。
赤バッジの極意京介を地獄の犬から救い出すため、安井怜が行動に出る。
一話目で長野県に出向くところからして、もしかしてと思ったら、小林教授が(よろず建物因縁帳シリーズ)! こういうコラボ演出嬉しいー。で、怒涛の小林教授の蘊蓄が面白い。怪異と民俗学を上手く絡ませるとリアリティも上がるし、怖さも倍増。反対に、二話目は想像を駆使した世界。とっつきづらい世界観だったけれど、怜くんの危なっかしげではあるものの純粋に真っ直ぐなところとか好感がもてる。ただ、何ぶんボリュームが薄いから、もう少し濃ゆい描写が欲しいな。
Posted by ブクログ
内藤了『迷塚 警視庁異能処理班ミカヅチ』講談社タイガ。
シリーズ第4弾。『陰火を喚ぶ女』『東急線武蔵新田駅 迷い塚』の2つのエピソードを収録。
怖いような怖くないような。ストーリーがなかなか進まず、単純な怖さを描くでもなく、やけに説明的な怖さが描かれるためなのか、怖さは半減。結末は尻切れトンボだし。もしかしたらミカヅチ班が怪異を解き明かし、鎮めるのではなく、怪異を隠蔽するための組織という設定がイマイチなのではないかと思ったりもする。
警視庁異能処理班の霊視の能力を持つ安田怜は夏休みを返上し、同じ班の悪魔と契約を交わした刑事の極意京介を待ち受ける過酷な運命を回避するために単独捜査を行う。
捜査のため、長野に向かった安田は遊女たちの呪いによる不審火で男性の死亡事故が多発していることを知る。自らの肉体を使い、遊女たちの呪いを鎮めようとする安田だったが……
長野の不審火事件を切っ掛けに、冥府への入口を潜った安田が出会ったのは……
定価748円
★★★