水生大海のレビュー一覧

  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    ネタバレ

    ランチ時間+時間有休で謎を解決。推理の内容もいいけど、食事も美味しそう!名コンビの名推理。あっという間に読めるテンポのいい本でした。最終章は前章で名探偵ゆいかが異動になってしまって一人になった麗子が夜合コンで謎に遭遇。終盤でゆいかの異変が判明、ゆいかの本社復帰、次巻への期待を持たせてくれました。ぜひ続編を!

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    2018年03月27日
  • 少女たちの羅針盤

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    ネタバレ

    やられた!という感想が一番大きいだろうか。よくよく考えれば…、というのがこういうタイプなんだけども、テンポ良く読み進めてしまうと、そのペースにのっかっちゃって、あれよあれよという間に理解した気になっちゃってるんだろうなぁ。

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    2017年12月07日
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    前作がとても面白かったので、迷わず購入。
    期待を裏切らない面白さでした(^ ^

    連作短編集なのですが、最後の一編は、
    人事異動でなんとホームズがいなくなってしまう(^ ^;
    それでもワトソンが他の友達とした合コンの現場から、
    皆の会話や現場の様子を送らせて、遠隔操作で謎解決(^ ^;

    ...う〜む、侮れん...(^ ^;

    でも、ホームズがお酒を飲まないので、
    それまでランチ合コンだけだったのが、
    今回初めて夜の宴席になるなど、人事異動のおかげで
    内容のバラエティもアップしている。

    色々な細かい設定や、まさかこれが伏線とは、
    と驚くほど端々のセリフや行動を拾ってみたりと、
    とにかく「隅々

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    2017年09月25日
  • ランチ探偵

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    私の好きな「日常の謎」本(^ ^

    観察力バツグンの「謎好き」OLがホームズ役で、
    その同僚で恋人絶賛募集中のOLがワトソン役の、
    安楽椅子探偵もの、と言える。
    ただし事件は「向こうからやって来る」のではなく、
    ホームズが「自ら首を突っ込んで行く」(^ ^;

    OL二人組、と言うことで「合コン」に積極参加。
    ただし諸々煩わしくないように「ランチ合コン」に。
    その合コンの相手から、謎を拾い上げて
    快刀乱麻の解決をするホームズ先生(^ ^

    ...いねぇよ、こんなOL、とツッコみたくもなるが、
    ちょっとした「OLとしての」描写がリアルなせいか
    それほど大きな違和感を抱かずに読める。

    キャラクター

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    2017年09月21日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    5年生の夏休み、校外学習で訪れた町の廃校で、仲良し4人と地元の女の子、響が、事件に巻き込まれます。

    時が過ぎ、響はもう2度と会いたくないと思いながら入った高校で、あの4人と再び会うことに。
    自分は目立たず密かに密かに過ごしていたのに、学園祭をきっかけに、秘密が一気に暴露されてしまいます。

    実は、響だけでなく、4人もそれぞれ5年前のできごとへの思いを持っていたのでした。

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    2016年09月29日
  • 結城屋質店の鑑定簿 あなたの謎、預かります

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    「物に残る思念」を感じ取ることができる、
    いわゆるサイコメトラーの女子大生が主人公。

    この段階で、ものすごいフィクション感な訳だが、
    どうしてどうして、ハラハラドキドキさせていただいた。

    主人公は「質屋の娘」で、おばばと二人暮らし。
    何せ質屋なので、人様の物に触れる機会も多く、
    さまざまな過去が見え、聞こえてしまう。

    それが質屋として「商売」に役立つこともあれば、
    いらんトラブルに巻き込まれてしまうことも少なくない。
    いや、むしろこの主人公は、自分から進んで
    トラブルに巻き込まれて行ってるような...(^ ^;

    5つのエピソードが語られるが、連作ものとして
    全体を通して一つのストーリー

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    2016年04月20日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    ネタバレ

    読み終わりました!

    良かったです。。


    猫好きな方
    夏目友人帳が好きな方には、たまらにゃい本だと思います♪




    黒にゃんこ・・・かわいかったです(〃^ω^〃)
    夏目のニャンコ先生は白ですが、招き猫が似ています////

    おまけに喋るだなんて!

    ストーリーも続きが気になって、
    どんどん読み進んでしまいました(笑)

    その後がちょっと気になるお話でした!



    良かった。。

    私も猫と喋りたいな・・・

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    2015年09月19日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    アンソロジー「猫とわたしの七日間」に載っていた「まねき猫狂想曲」の続編だ! これは嬉しいなあ。もうマネコが可愛くって可愛くって♪ たしかにツーパターンのマネコ、どっちも可愛くって選べませんよねえ。
    事件自体はけっこう酷いのだけれど、読み口はユーモラスで爽やか。ミステリとしてもしっかり。そして猫好きとしては萌えるやらはらはらするやらほろりとさせられるやら。ライトな印象の一冊だけれど、しっかりと満足の一冊でもあります。

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    2015年01月31日
  • エール!(2)

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    困った時の自分の励まし方を見つけている人は立ち直りも早いし変化に順応し易いような気がする。自分に応用できそうなものはこの際いただいておこうかな( *´艸`)

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    2013年11月14日
  • エール!(2)

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    坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴(敬称略)と馴染み深い顔ぶれ。
    垣谷さんは初かしら。
    坂木さんと初野さんはミステリじゃない方の感じ。
    楽しみなシリーズです。

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    2013年10月15日
  • 少女たちの羅針盤

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     短編映画の撮影のためロケ地に訪れた女優、舞利亜は過去に犯した殺人を告発した脅迫状が自分の台本に挟み込まれているのを見つける。それは四年前『羅針盤』という四人の女子高生だけで行った路上パフォーマンスに関係があった。現在の舞利亜の話と、四年前の『羅針盤』の活動の様子を交互に描き、事件の犯人を明らかにしていく青春ミステリー。

     魅力的なのは四年前の『羅針盤』の活動を描いた過去のパート。少女たちの友情、微妙な距離、さまざまな妨害や障害に負けず自分のやりたいことや目標に向かって友達とともに乗り越えていく姿は読んでいてとてもすがすがしくもあり、何度も心の中で応援してしまいました。だからこそ彼女たちがバ

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    2013年07月27日
  • 少女たちの羅針盤

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    少女たちの羅針盤はとても残酷な運命を巡っていました。

    しかしその中にも、楽しげな演劇の面も見られたので良かったと思います。

    おすすめの一冊です(o^^o)

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    2012年12月29日
  • 少女たちの羅針盤

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    ネタバレ

    後味の悪い結末にならないかと思ったけどスッキリ解決.よかったです.
    映画があるようだけど,どうやって実写化したんだろう.
    撮り方によってはすぐにトリックが読めてしまうかもしれないですよね...

    もの書きでないので専門的な評価はできないのですが,島田荘司さんの解説を読むと本書のすばらしさがよくわかります.解説を読んだ後,もう一度読みたくなりました.

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    2012年10月29日
  • 少女たちの羅針盤

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    4年前、少女4人で結成された「羅針盤」メンバーの、突然の死の真相は……。そして、真相が明かされたとき復讐が始まる。

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    2012年10月08日
  • 少女たちの羅針盤

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    女子高生4人がつくった劇団「羅針盤」の活躍と事件の物語。

    ストリート演劇っていうアイデアが斬新。

    キャラもいきいきしてていいな〜(o^o^o)



    【評価軸】

    低 0〜10 高

    1期待感(帯や背表紙、前評判)10
    2キャラクター(登場人物の性格、キャラの立ち具合)9
    3設定・コンセプト(舞台や軸となる設定)10
    4インパクト(全体を通じたメッセージ性や衝撃度)9
    5独創性(作者らしさや他との比較)9
    6新しさ(類似したものがないか)10
    7意外性(開始と結末の落差、奇抜さ)10
    8読みやすさ(文章としての読みやすさ)9
    9美術性(表紙や作品の美的センス、情景)10
    10総合点(作品全

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    2013年05月29日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    海外ミステリの有名な名探偵たちを取り上げたパスティーシュ作品のアンソロジー&ブックガイド。子供向けのように思えますが、大人も充分に楽しめます。初心者向けのようでもあるけれど、ミステリファンにとっても読みごたえは充分にあります。読み終えたらさらにミステリを読み漁りたくなります。国内ミステリ版も出していただけませんでしょうか。
    お気に入りは水生大海「一つの石で二羽の鳥を殺す」。他の作品は面白かったけれど、だいたい真相がわかったのですが。これだけぜんっぜん解けませんでした。ミス・マープルの脱線したかのような話がきちんと関わってくるところも見事だし。
    ブックガイドも古典的な定番を押さえているように見え

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    2025年06月06日
  • 救世主

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    ネタバレ

    技能実習生、若くておそらく希望を持って日本に来た人たちが、弱い立場で、ほんの少し足を踏み外したら、どこにも居場所がなくなってしまう。
    登場人物たちのそれぞれ自己中なところがリアルだと思った。
    救世主の意味は意外で、最後の方は、一気に読んだ。

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    2025年05月23日
  • その噓を、なかったことには

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    人間は、都合が悪くなると、嘘をつく。

    《妻は嘘をついている》
    ある日、夫が帰宅すると、見知らぬ男が死んでいた。仲の冷えた夫婦の其々の思惑。

    《まだ間に合うならば》
    売れない女優が、人気ロックバンドのミュージックビデオに出たことで、ネットリンチに会う。

    《三年二組パニック》
    高校の卒業式で、「誰かが、誰かに仕返しをする」と言う噂を聞いた、担任が真相を探るが。

    《家族になろう》
    義母が亡くなり、遺品整理をする夫。その遺品の中で見つかった、恐ろしい物。

    《あの日、キャンプ場で》
    大学の映画研究会が、撮影の為、キャンプした時に、仲間が、事故で死んだ。

    私的には、《家族になろう》で、義母が抱

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    2025年05月23日
  • 少女たちの羅針盤

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    とても読みやすいが、個人的には学生時代の描写が長く感じ飽きを感じてしまった。
    しかし、テンポがよく、誰が舞利亜なのか、誰が犯人なのかと、私はまんまと騙されてしまった。
    キャラクターがそれぞれ個性的で、どのキャラクターも親近感がわき、これが映画になっていると最後に知って、観てみたくなった。

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    2025年05月16日
  • きみの正義は 社労士のヒナコ

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    シリーズ2作目
    社労士のヒナコさんがクライアント先のトラブルを解決していくお話

    自分の職場でも起こりそうなトラブルなので、身近な感じがしてリアリティー感じます。以前、社労士さんが子供たちに年金の説明する機会があって一緒に聞かせてもらったのですが…年金の計算だけではなくて、様々な相談事対応されているのかと思うと感服します。

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    2025年05月15日