紺野千昭のレビュー一覧

ラノベの方はすでに完結済み。勇者が数多くいる上にランク付けされていて、主人公は実は超強いって話です(笑)鍛えた相手が相手なので(笑)

表紙絵はださい髪型ですが、本編では気にせずに読めます。
猫形態の魔王様がたいへんかわいいです。
どこまで弱い振りできるか、どうやってばれるか、とても楽しみです。

面白い！

今までになかったタイプのストーリー♪面白いです！これからも、弱いふりしてやり過ごせるか！？続きを楽しみにしてます♪

練り込まれたストーリー

現実の物を参考に非現実的な世界を表現していて、想像しやすくワクワクしながら読めました。

ハプニングから解決、ヒロインの患者の動きなどよく考えられていて時間を忘れながら読んだいました笑

話の終わり方が非常に好みで、久々に続きが気になる作品でした。大賞じゃないのが驚きですね。

罪を犯すと体の一部が異形化してしまう世界。
結構ダークな世界観・展開で、設定も面白いからそれだけでも読めるけど、カナンとヨシュア、周囲の人々の愛憎模様が良かった。
タイトルについて考えてみる。
”獣はヒトの夢を見る”
物語の最初は原罪種のヨシュアが異形の姿から脱するために贖罪の道を探していたけど、最後にはカナンやノア、残された人々が精神的に獣からヒトになることを目指す。対話による革命ができず、獣のような暴力による革命になってしまって、ここからの統治が心配になるが、皆で協力できるように努力する。ヒトの道を目指すというかたちになったなと思った。
”神様のいるこの世界で”
物語の前半はそのままの意味...続きを読む。でも真実が明るみになると、結局神様はいなかった。PSYCHO-PASSでいう免疫体質であるマルアム目線では、最後に見たのもヨシュアが異形化した姿であり、神ではない。最後に「罪深き私に愛（罰）を」って言ったのも、闇に手を染めても異形化を受けない体質で神を感じられないということから、何かしらの形で神を感じたかったということなんだろうか。
神様はいないけど、カナンは十字架を背負って生きていく。神様はいなくても原罪や十字架はあり、それが各々にとっての神様的なもの。という解釈をしてみた。

悪くない

異世界転生ものではあるが、メインの舞台は「異世界から戻ってきた現代」という設定。
他に例が全くない訳ではないけれど、この設定はなかなか新鮮味がある。

キャラ達も生き生きとしており、全体的に悪くない出来。

絵は、決してうまい方ではないけれど、あまりクセも無く読みやすい。

強いて言うなら、各所にツメの甘さ（3万年はいくらなんでも長すぎで、むしろ死にたくなるだろうとか）も見えるのだが、その辺はご愛敬という所か。
もっとも、星5の最高評価になるにはそのあたりもクリアしないといけないとは思う。

迷宮を巡る冒険譚。今回の舞台は、超絶難易度を誇る、樹海クレティシア。
冒険の楽しさや樹海の面白さが詰まった、読んでいてワクワクしてくる、楽しいお話でした。
前巻以上に戦闘シーンが多く、また「迷宮」らしい描写があって良かったです。
個人的には、単純な力押しだけでは攻略できず、色々な事象を観察し、その結果を考察する必要があるという点で、「迷宮」らしさが出ていて良い作品だな、と思いました。
残念ながら今巻で完結とのことで、紺野先生の次回作にまた期待しております。

迷宮を巡る冒険譚。
冒険の楽しさや樹海の面白さが詰まった、読んでいてワクワクしてくる、楽しいお話でした。迷宮とはなにか、で色々な設定を取り入れているところが凄い。
しかし、ヒロインの素性はある意味最初からある意味わかりやすく明らかなわけで、それを押してまで急いで奥まで連れて行った事情はなんだろうともちょっと思いました。

こういう純愛物に弱い❗️世界観の構築は見事。
ただし、やっぱり、モブの気持ち悪さは、『奇世界トラヴァース』と一緒だった。