にゃるらの作品一覧
「にゃるら」の「だから捨ててと言ったのに」「黒と黒と白のプリュネル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「にゃるら」の「だから捨ててと言ったのに」「黒と黒と白のプリュネル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
おもしろかった。オタクの描写とか心理描写、推しとか炎上のあたりが「”ある”な〜」という感じで、メンタルダメージ受けつつも読んでて楽しかった。スパちゃんとしてどこまで彼女が行けるのか分からないけど気になる。あめちゃんの破天荒さと衝動にやっぱり憧れる。
「たとえば現在資格なしフリーターの私が社会的成功を収める可能性より、貢いだ推しが武道館でライブしてくれる確率の方が何倍もあるんだから。」にうわ〜ってなった。
蜘蛛の存在があめちゃんなのか主人公なのか曖昧になる時があってかなり良かった。蜘蛛の糸を垂らしたのはどっちなのか、蜘蛛を助けたのはあめちゃんだけど蜘蛛の糸に縋るのを決めたのは平凡少女だったあの子
Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
---------------
↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還