作品一覧

  • 地球博物学大図鑑 新訂版
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    1巻11,000円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉱物・岩石・化石から、微生物・菌類・植物・動物にいたるまで、地球上のほとんどの博物学分野を、美しいカラー写真とともに解説。 スミソニアン協会監修の究極の一冊。 【新訂版のポイント】 1)最新の研究と学説 『地球博物学大図鑑』(初版)は2012年6月に発行された。それから12年。この12年の間にも、何十種もの新種が確認され、新たな発見があった。本書『地球博物学大図鑑 新訂版』では、それら最新の研究と学説を取り入れ、500種類以上の鉱物、5,000種以上の生物を6000点以上の写真で図解している。新種の画像もふくめ、およそ現在入手できる図鑑としては、世界最大規模のビジュアルガイド図鑑といえる。 2)初版を大幅にアップデート 初版よりも28種が新たに加わり、2,370種の内容をアップデートした。初版より12ページを増補し、新訂版は672ページとなった。 3)生命の多様性を美しく詳しく 鉱物、岩石、化石、微生物、植物、菌類、海綿動物、節足動物、甲殻類、昆虫類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類など、あらゆる分野を網羅しながらも、生命の多様性を美しいカラー写真とともに詳細に解説。主役級の生物の写真はクローズアップしたレイアウトで、迫力満点。まさに「地球博物学」の名にふさわしい図鑑といえる。 4)自然史図鑑の基準となる「生命の樹」 本書オリジナルの「生命の樹」(生物の系統樹)の写真系図は、最新の科学的知見に基づいて初版を大幅に再編成した。岩石や鉱物の形成、生命の起源、生物の進化と分類などが一目瞭然で把握できる。この「生命の樹」は今後の自然史図鑑の基準となるであろう。 5)スミソニアン協会監修の究極の一冊 執筆には、世界中の自然史の専門家チームが調査・執筆をし、米国ワシントンにある世界に名高いスミソニアン協会が、最新の情報に基づいて監修。本書は、この惑星に存在する輝かしい「宝物」の集大成であり、生命のたぐいなき多様性を謳歌できる究極の一冊である。 6)日本語版監修でのさらなるアップデート 日本語版については、国立科学博物館、茨城県自然博物館、京都大学総合博物館、九州大学総合博物館、京都大学、山口大学のそれぞれの第一線の専門家が監修を担当。原書における改訂内容を、さらに最新の内容にアップデートした。 7)巻末には、重要な自然史用語を集めた用語集と、和名索引(5段組22頁)/学名索引(5段組9頁)の両方を掲載。

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  • ミステリウム
    5.0
    1巻1,400円 (税込)
    ある炭鉱町に、水の研究をする水文学者を名乗る男が現れる。以来、その町では墓地や図書館が荒らされ、住人たちは正体不明の奇怪な病に侵され次々と死んでいく。伝染病なのか、それとも飲料水に毒でも投げ込まれたのか? マコーマックらしさ全開の不気味な奇想小説。巻末に柴田元幸氏のエッセー「座りの悪さのよさ」を再録。
  • こんなにスゴイ! 未来のせかい
    完結
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    全1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 壮大な未来構想、未来の乗り物、未来の暮らし、3つのテーマに沿って、ここ数年以内に実現しそうなものから半世紀先の巨大プロジェクトまで、大人も知らない未来世界。 そして、現在構想されている壮大な未来プロジェクトから乗り物、家、エネルギー、農業、医療や暮らしのアイテムまで、大人も知らない驚きの未来世界を迫力のビジュアルとともにわかりやすく解説。

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  • ミレニアム・ピープル
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    首謀者不明のうえ犯行声明もなかったヒースロー空港の爆破テロは、精神科医デーヴィッドの前妻ローラの命をやすやすと奪った。その無意味な死に何らかの意味を見出そうと、デーヴィッドは様々な社会運動に潜入してテロの首謀者たちを突き止めようと試みる。やがてテロ組織の一員である謎の女ケイに辿り着くが、その出会いは彼らの指導者である医師グールドが計画した、中産階級の聖地チェルシー・マリーナでの実験の始まりを意味していた。一般市民が無差別的テロ行為を娯楽として消費する近未来を描く、20世紀SF最後の巨人バラードによる黙示録的傑作。/解説=渡邊利道
  • ミステリウム

    Posted by ブクログ

    文体が美しくて読むのが楽しかった…。
    物語の筋は幾度となく塗り潰され、上書きされたと思えばやり直される。
    その煩雑さが気にならないほど文体が美しかった。
    真実とは物事をよく知らないからこそ見つかる。

    「彼は明かりのスイッチを入れて後ろ手にドアを閉め、宇宙の残りすべてを閉め出した。」

    この一文が本当に美しく思えた。というわけで『パラダイス・モーテル』を読むのが楽しみ。

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    2025年05月22日
  • ミステリウム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブレア行政官から見習い記者ジェイムズの元に送られてきたのは、疫病のために封鎖され、情報規制が敷かれている村、キャリックに住む薬剤師が書いた手記だった。一人のよそ者の滞在と、エスカレートする破壊行為に関連はあるのか。村の秘密と言語中枢を狂わせる毒の謎は……。排他的な村で起こった奇妙な事件を描いたメタ・ミステリー。


    マコーマック作品は他に『隠し部屋を査察して』と『パラダイス・モーテル』の二作を読んでいるが、いつも〈演技と創作〉を主題にしている作家だと思う。特に本作は、死なせるためにキャラクターを創作し、無から真相を生みだすミステリーというジャンルの型を使って、「死を受け入れるために物語を必要と

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    2024年01月07日
  • ミレニアム・ピープル

    Posted by ブクログ

    テロと中産階級(といいつつ、日本的な基準で見ると富裕層)の反乱というモチーフを2003年に書いているというのが、予言的。

    中産階級に対して狂騒的に反抗をあおるアジテーターの女性、ケイの言動はジョセフ・ヒース「反逆の神話」に描かれる文化左翼に近いんだが、リベラルな世界観のバックラッシュという意味で、トランプ現象も連想させられる。

    ただ、このお話の本質は中産階級の反乱ではなく、暴力に人々が感染し、世界の無意味性がむき出しになっていくという事なんだろうなあ。特に、世界が無意味であることへの気づきが、ある種の人には救いになるという逆説がおもしろい。

    不勉強でよくわからないのだが、小児科医グルード

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    2018年08月17日

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