木下淳子の作品一覧
「木下淳子」の「潜水鐘に乗って」「漂着物、または見捨てられたものたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木下淳子」の「潜水鐘に乗って」「漂着物、または見捨てられたものたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『潜水鐘に乗って』
著者 ルーシー•ウッド
訳者 木下淳子
この本は、ルーシー・ウッドの出身地である、英国コーンウォール地方のさまざまな伝説や伝承を元に紡がれた12の短編集になっています。
イングランドのコーンウォールという、その国、その地、独特の物語があります。
装丁画の持つ雰囲気と解説に惹かれて購入し、ゆっくりと時間をかけて読み進め、堪能しました。
静けさの中に、時を生きた人々の想いを感じられるお話が心に残ります。
【目次】より。
潜水鐘に乗ってー48年ぶりに夫と再会するため、
旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人。
石の乙女たちー身体が石になる予兆を感じた女性
が過
Posted by ブクログ
イギリスの幻想小説ですね。
作者はルーシー・ウッドさん、イギリスのコーンウォール出身。この作品がデビュー作です。サマセット・モーム賞、ホリヤー・アン・ゴフ賞を受賞。
訳は木下淳子さん翻訳家。
木下淳子さんが、原書を読まれて是非とも日本で出版したいと形になった本です。木下淳子さんは訳出するにあたって、コーンウォールを訪れた事が無いので、井村君江さんの『コーンウォール 妖精とアーサー王伝説の国』を参考にされたそうです。情熱と愛着の結晶ですね。
「ルーシー・ウッドが故郷の自然や風土、そこに息ずく伝説を愛情深く生き生きと描き出していることがわかった」とあとがきで記されています。
十二編の短編は、伝