作品一覧
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
この(11)が、最終巻である事に関しては、あえて何も言うまい
以前にも書いたが、この『殿といっしょ』は、重野なおき先生の歴史系四コマと一緒に、図書室の日本史コーナーに置いて欲しい
作品としての質は、正直なとこ、重野先生の方が上。さすがに、この差は、そう簡単に埋めるのも、引っ繰り返すのも難しい
ただ、学生に歴史への興味を持たせる、そういう役目はばっちり果たせている
歴史に関わらず、どのジャンルの教科もそうだが、まずは「面白さ」を知るのが大事だよな
教科書を読んだって、その教科の面白さが分かるはずもない
今のご時世、教師だって漫画に頼ってもいいだろう。漫画のテーマに選ぶくらいなんだから、描き手はそ -
Posted by ブクログ
ついに、この『殿といっしょ』も二ケタに乗ったか
何気に凄いと思うんだが、あまり注目されていない。何でだろう?
正直なトコ、私の中で、歴史系の四コマ漫画でトップは重野なおき先生の『信長の忍び』だ。美少女(笑)忍者を主役に据え、織田信長の華々しい活躍、人間らしい葛藤の末の決断がメインに、時代の流れが描かれている、この『信長の忍び』は、確実に中高生に日本史って教科に興味を持たせるだけのパワーがある。是非、図書室の歴史コーナーに置いて欲しい漫画だ
画の上手さでは、大羽先生よりかは、『軍神ちゃんとよばないで』の柳原満月先生の方が上だろう。また、上杉謙信女性説にダメっ娘属性を付け加えているので、インパクト -
Posted by ブクログ
私一推しの『信長の忍び』とは異なり、中学、高校の歴史の授業で使えるか、は微妙、いや、かなり難しい
ただ、史実はなぞりつつも、登場する武将の性格で大分、ヤンチャをやらかしているので、何度読み返しても、シンプルに笑えるのは、この作品だけの強みとも言える
一切、ふざけず、真面目に武将のダメな部分、やり過ぎな部分で読み手を笑わせに来る大羽先生の、四コマ漫画としての腕力は中々
先に挙げた『信長の忍び』や『センゴク』などの歴史漫画を多く読んでいて、自分の中にある程度の武将のイメージ像が出来上がっている読み手ほど、大羽版の武将のやらかしで笑えるのではないか
単純な可笑しさがあるから、歴史に興味を持つきっかけ