すみれ荘ファミリア

すみれ荘ファミリア

847円 (税込)

4pt

愛ゆえに、人は。

『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。

すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。

下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。

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すみれ荘ファミリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    愛は、身勝手なものだから。
    だけど、愛がないと生きていけないから。

    残酷な愛も、柔らかい愛も、すみれ荘に様々なカタチで詰まってました。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    タイトルから想像できない展開で振り回されるのは気持ちがいい。

    感情を表す単語1つに、本当は色んな感情が含まれている。
    『好き』の中にある『嫌い』のような曖昧さを突き刺してくる作品でした。
    でもそれが『普通』なんですよね。
    白黒ハッキリというものは人間の中には存在しないのかもしれません。
    それは相手

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    人の心情や距離感を描くのがうまくて共感できるところが多く、それぞれでいいんだって思わせてくれる
    最後に出てきた寺の住職って『わたしの美しい庭』に出てくる人かな

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルから、ほっこり癒し系なのかと思ったら、怒涛の展開でハラハラドキドキ。

    芥が一悟と過ごすことで、人間らしい心を取り戻せるといいな。

    おもしろかったです!

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    タイトルから勝手にシェアハウス系ふんわりストーリーにピリッとスパイス効いてる感じ………くらいに思って積読してました。
    大反省。
    そうだ、そうだった、凪良ゆうだった。
    一筋縄でいかないんだよ。


    いや〜それにしてもの展開ぶりに
    すでに読んでる途中であんぐりしてしまった。
    そしてさらに畳み掛ける。これ

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    普通そうにしてても、みんな、誰にも見せない顔がある

    話が進むにつれて、登場人物それぞれに隠された顔が見えてくる。引き込まれた。

    0
    2025年01月10日

    購入済み

    血のつながらない人たちがまるで家族のようにつながるハートフル下宿ストーリーかと思って読みましたが、すこし違いました。
    ひとは見えない苦しみや弱さを抱えて生きているし、愛は平等ではないですが、自分をいたずらに卑下することなく前を向いて生きたいと思わされました。

    0
    2023年08月25日

    購入済み

    裏と表

    一吾と芥、二人の関係がとても良い。なかなか言葉にできない複雑な過去があっても相手を思いやる気持ちが心根にある。住人の人達もそれぞれいろんな事と葛藤していて応援したくなります。巻末の表面張力も必ず読んで欲しい。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    体の弱い主人公一悟。母の所有する下宿の管理人として3人の下宿人と暮らす。妻と死に別れ一人娘に会うことも許されず暮らす中生き別れた弟が身分を偽って接触して来、下宿させることに。
    登場人物それぞれの境遇が悲しく辛いが共感できる不思議な作品。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    章ごとに、すみれ荘に住む住人一人一人に焦点が当たっていくので、短編っぽさもあるのですが、後半からは怒涛の展開で引き込まれました。
    登場人物がいい意味でもやばい意味でもパンチのある人しかいなくて面白いです。主人公と芥以外の人物はみんな裏と表を持っていて、裏の顔は何か自分が執着することで生まれるものなの

    0
    2025年06月07日

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