地図から読む歴史

地図から読む歴史

1,100円 (税込)

5pt

過去の景観の残片は、さまざまな形で地図に姿を留めている。地名や地形、道路、寺社などの位置関係と実地の検分から、そこに生きた人々の「地表経営」とその意図を解明する<歴史地理学>の楽しみ。聖武天皇の都・恭仁京の全貌、信長の城地選定基準、江戸建設と富士山の関係など、通常の歴史学ではアプローチできない日本史の側面に新たな光をあてる。

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地図から読む歴史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白い。
    あまりに自信たっぷりに書かれているので、信じてよいのか心配になった。
    古代の話は、自分では全く調べようもないのだが、大阪の「筋」が南北に通り、東西が「町通り」であるという話は、現代の地図でも明らかに読み取れるので、主張に納得するしかない。そこから類推して、他の話も信用すべきなのだろうと思っ

    0
    2013年09月01日

    Posted by ブクログ

    前作は身近な場所が多くそのせいもあって面白く読めたのだけど、本書はあまり縁のない場所でも興味深く読めたです。
    素晴らしい。第三弾もぜひに。

    0
    2012年09月27日

    Posted by ブクログ

    関西圏の知っている場所が多くて、楽しめました。
    「通り」と「筋」の推論はおみごと、この洞察力が欲しい。

    0
    2012年08月14日

    Posted by ブクログ

    全く違った視点から歴史を眺めることができて非常に面白い。予備知識の多かった信長・秀吉・家康編はとくに新しい見方が出来てワクワク読み進めることができた。

    0
    2014年08月05日

    Posted by ブクログ

     古地図を元にして歴史を研究する本、という感じでしょうか。地名や道の有様などを史料として昔の都市の様子や、都市づくりのプランがどんなものだったかなどを考えていく。
     こうした視点の本になかなか出会えないので面白かった。

     底本・「景観から歴史を読む -地図を解く楽しみ」 日本放送出版協会 1998

    0
    2013年09月04日

    Posted by ブクログ

    著者は、歴史時代の地理を明らかにする歴史地理学の研究者である。現代の地図と古い時代の絵図、土地台帳を主な資料として、古代・中世、近世、地名の様々なエピソードを取り上げて解説している。なぞを提示し、それを地図を中心とする資料を使い解いて行くという構成なので楽しく読み通せた。古代の主要街道が直線的な立派

    0
    2012年07月26日

    Posted by ブクログ

    ブラタモリを飽きずに見られるならと思い読む。
    都ができた頃から戦国〜江戸と、地図から歴史を紐解いていく。さらには土地の名称や読み方、溜池や市内道路の呼び名などまで様々な話も。
    学術的な裏付けとともに説明される様子は、歴史側からも地理側からも興味深いストーリーで読んでいて楽しい。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    地名の由来はその土地の歴史が詰まっていて、知的好奇心を刺激する。
    なぜそんな読み方なのかとか、理由を知るとその土地の見え方も変わってくる。
    自分の住んでいるところとか、身近な所をまず深掘りしたくなる。

    0
    2021年03月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始める前はこの分野の派手な成果を集めたレビューのようなものを期待していたのだが、実際はそうではなく、本書の内容は著者が関わった仕事を主に取り扱っている。そのため、著者のフィールドであろう近畿地方の内容が多く、時代も古代のものが多い。扱う対象も『道』や『ため池』といった地味なものが多い。
    だが、面

    0
    2025年03月15日

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