ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180)。多端な公務に東奔西走しつつ、透徹した目で自らを内省した記録は、古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた。神谷美恵子の清冽な訳文に、新たな補注を加えた。(改版)
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ミステリと言う勿れで初めて知りました。翻訳の神谷美恵子も初めて知りました。 2000年前の為政者とは思えない内容で座右に置きたい1冊だと思います。
1900年近く昔の本だが、そこに書かれたことは全く古びては感じなかった。 読む前に身構えていたほど読みにくい文章ではなかった。 読み進めているとモヤモヤしていた思考が落ち着きを取り戻し、整理されていくのを感じた。 現代のビジネス本を読むより遥かに学びが多く、得るものの多い読書体験となった。
自らに向けた訓戒集として、こうありたい姿を再確認している様子が浮かぶ 現代人でもわかる……という心構えも多々あるが、特に子供の生命の儚さについては一入と思われる 必ずしも書いたことを実現しているわけではなく、むしろできないことをできるよう努力していた証ととれる
そんなに強く生きていけないけれど、たくさん励ましてくれたね。全て全体の一部にも満たない単なるわたしに織り込まれた運命で、日常茶飯事で、もう何十年となくわたしは全てにかえってゆくというのに、いったいいつまで自分の正しさと愛以外のものに心揺さぶっているつもりなのか?
私の好きなドラマで登場していて気になったため購入しました笑年代が違くても人間の悩みは変わらないなと思いました。これで私も暗号で会話できるかな?笑
#深い
哲人皇帝マルクス・アウレリウスの自省録。他人の、しかも古代の皇帝たる者の自省を読むのはとても楽しい。自分にも言えることが多くある。
五賢帝の1人マルクスアウレリウスが夜な夜な書き綴った自分を省み、戒める為のノート、自省録。 伴侶が死んだ、子供が死んだ、仲間が死んだ、明日は自分かもしれない。 仲が良かった家臣が裏切った、忠実な家臣のふりをしているがもう宮廷に自分の味方はいないかもしれない。 能力を買われて皇帝に選ばれた、だけど本...続きを読む当は哲学を専攻する学者になりたかった。戦いの日々で机に座る暇はもう自分の人生には残されていない。 人生の中で多くの恐怖や不安に苛まれてきたアウレリウスがそれでもストア哲学と不動心に救いを求め、自分を律し邁進していく姿が文章から想起されて胸が熱くなった。
マルクス・アウレーリウスの『自省録』はローマの哲人皇帝が自身に問いかけた内省の記録であり、ストア派哲学の精神が詰まった書である。善く生きるとは何か、人生の意味とは何かを探るその言葉は時代を超えて現代にも響く。 難解さを避けつつ深い洞察を示す本書は分かりやすく優れた翻訳であるがゆえに思索に自然と誘われ...続きを読むる。理性を重んじる姿勢は混迷する現代の拠り所となる。だがそれこそが自己との対話であり哲学の醍醐味だ。
人生に悩みは尽きないが、あらゆる悩みは主観に依存している。宇宙の歴史に比べれば人間の一生など儚い。万物は移り変わるという事実を受け入れ、怒らず恨まず、自己の本分を全うしよう。
この本は、自分の強いところにフォーカスを当てて「自分は自分でいいんだ」と確信を持たせてくれる。私にはそんな本だった。 他人の悪口で盛り上がる、同じ職場の人たち。輪に入れない私に問題があるのだと思ってた。でも違うわ。他者を悪く言う話に加わる必要ない。私は私でいい。たぶん私のことも悪く言われてるんだと...続きを読む思うけど、言わせておこう。 ってくらい、自分の道を歩むのに自信が持てた。 2000年も前から、人の悩みって一緒なんだな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
自省録
新刊情報をお知らせします。
マルクス・アウレーリウス
神谷美恵子
フォロー機能について
「岩波文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
生きがいについて――神谷美恵子コレクション
神谷美恵子 島の診療記録から
神谷美恵子日記
ハリール・ジブラーンの詩
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲自省録 ページトップヘ