夜と霧 新版

夜と霧 新版

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

夜と霧 新版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    強制収容所の体験を、心理学者の視点から描く作品。本書のテーマはあくまでも「人生の生き方」であり、「強制収容所の実態の告発」ではないことが特筆すべき点である。ただし、本書のテーマを強固にしているのは、著者が強制収容所で経験したこの世の地獄であることは否定できない。
    レベルは違えど、自分自身も前職がブラ

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    何か理由を?
    何か意味を?
    持たなければならないのだろうなぁ
    すこーしばかり歳を重ね
    いろんなことを見聞きしてから読むといいね

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    一番辛い時に出会った本。どんな状況でも人の心は自由であることができる。人生において大切なことを教えてもらえた大好きな本の一つです。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    人間生きていると、必ずどうしようもない困難、悲劇は訪れる。それらに私たちはどう向き合って生きていくべきかを、心理学者であり実際に収容所に入れられ、過酷な日々を過ごした著者フランクルの視点から語られている。

    ・自分が経験する全ての困難は、自分だけが受けることを許される試練である
    ・人生が自分に「君は

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    生きる事の意味を探すのではなく、生きる事、それが貴方にどう期待しているのか。

    アウシュビッツを含む四つの収容所での壮絶な生活を生き延びた筆者による著作です。
    収容所での体験は筆舌に尽くし難く、人の命の儚さを感じずにはいられない内容。
    親や最愛の妻、収容所で大切なものを多く失った筆者がその体験からど

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ


    強制収容所で過ごしたユダヤ人心理学者のノンフィクション。

    死にたくなった時、
    人が信じられなくなった時
    絶望した時
    に読んでほしい。

    人間とは何か
    の答えの一つがここにある
    …と私は思いました

    醜悪さと
    尊さと

    その全てが人間なのだと

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    『夜と霧』を読みました。
    今年、『アンネの日記』を読んで感動し、読んでみたかった本書。
    『人生の意味』を見い出せ、未来に期待を持てる人は、辛い環境にも耐えられたと著者は本書で語っています。
    極度の緊張状態で心身ともに破壊された被収容者たちの中でも、内面的に負けていない人たちはいた。
    自分はそうあれる

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    収容所へと運ばれた人々は、到着するとすぐに選別された。妊婦や子供、高齢者はガス室へ送られ、残された者も全てを奪われ、過酷な強制労働を強いられた。食事も満足に与えられず、衰弱すれば容赦なく命を奪われる。どちらに選ばれても、そこは地獄だった。

    そんな極限の状況下でも、生き延びた人がいた。
    では、同じ地

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    人類の歴史として書物に残る尊さに星5つ。
    壮絶な体験をしたにも関わらず、心理学者として極めて冷静に体験談を語っている。
    この歴史を起こしたのも、犠牲になったのも同じ人間。歴史を繰り返さない世を創るのも人間だといいな。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    人間とはいったい何なんだ。どこまでも酷く醜くなれる存在。一方で、もはや何も残されていなくても、人を愛して至福に心を満たすことのできる存在。

    これは過去の特殊な環境下での出来事として片付けられない。その両極は、普遍的な人間の存在様式なのではないだろうか。
    自分も、どちらにでもなる得る存在であることが

    0
    2025年03月22日

夜と霧 新版 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

作者のこれもおすすめ

夜と霧 新版 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す