二つ枕
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二つ枕

605円 (税込)

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夜ごとくり返される客と花魁の虚々実々の駆け引き。江戸は吉原の世界を精密に描いた「二つ枕」に「廓中通信」、「青楼夜話」等遊廓を舞台にした初期の作品を併せて収録する作品集。【解説:北方謙三】

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二つ枕 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ


    『ふたつまくら』を読んで、日本って昔は驚くほど性におおらかな国だったんだなぁと感じた。
    今とは価値観が全く違うというか、同じ国とは思えないけれど、そこがまた面白い!

    物語では、吉原の遊女と客たちの日常が、切なさ、艶っぽさ、ユーモアを交えて描かれているとても粋な作品。

    来世を約束した男に待ちぼう

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    121冊目『二つ枕』(杉浦日向子 著、1997年12月、筑摩書房)
    表題作4話の他、短編6作を併録。吉原を舞台にした性と情の物語が集う。
    どの作品も男女の心情の機微が詩的かつ的確に描かれており、そのあまりの巧さについ声が漏れてしまった。
    まるで見てきたかのようなリアリティのある廓内の描写も見事。圧倒

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    吉原の花魁と旦那との やりとりが粋で楽しい‼

    吉原好きの私にわ、とってもすてきな漫画でした
    絵もセリフもみんなすてきです(#^.^#)

    0
    2017年02月22日

    Posted by ブクログ

    「聞かせなんし」とか、
    「あああ おおきに酔った……」とか。
    駄目な男と花魁、という関係に涙してしまう。
    そして浮世絵ふうの、「内面の謎」を感じさせる絵柄。
    多才な作家だったんだなぁ。

    0
    2014年01月04日

    Posted by ブクログ

    浮世絵漫画の決定版。時代考証とか花魁などの登場人物の考え方といい、この作者自体が江戸からタイムスリップしてきたとしか思えない。
    私は話よりも作品世界に浸っていた。

    0
    2015年08月06日

    Posted by ブクログ

    花魁の話し言葉、廓のしきたり、調度品等、江戸時代の吉原を垣間見られる。
    どの作品も暗くなく、さっぱりしているのがいい。

    0
    2010年05月18日

    Posted by ブクログ

    江戸は吉原の遊郭を舞台にした男女模様。
    江戸風俗研究家でもある筆者による綿密な時代考証に基づき、錦絵を思わせる独特の絵柄で描かれている。

    嘘と本音、気だるさと熱情が交錯し、その境界が少しずつ朧化していくのが面白い。
    また、全編を支配する虚無感が艶っぽさに凄みを加えている。

    「明鳥」などの吉原を舞

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    荒俣宏のかつての女房という紹介では失礼にあたる。江戸文化風俗の語り部。
    1982年ガロ登場以来、時代考証にもとづく情念豊かな"江戸もの"を数多く著したが、研究に専念するため惜しまれつつ断筆。2005年没。タイトル『二つ枕』はガロに掲載された吉原の男女の話である。
    浮世絵調の画風を

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    吉原を舞台にした小作品集。著者の杉浦日向子さん、亡くなってしまったのが本当に残念でならなくて、改めて集めて読んでる最中。はずれなし。
    あとがきは北方謙三、読んで嬉しいあとがきでした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    江戸は吉原の様子を描いた短編集。

    花魁と男たちの言葉の駆け引きが面白いです。
    登場するひとも様々で、吉原に通い慣れた者、花魁に馴染みの者、慣れないお武家さん。
    艶っぽい花魁も居れば、無邪気なかぶろも居る。
    面白い話をして皆を寄せる者もあれば、相手にされずに夜を明かす者もいる。

    江戸の夜を描いた、

    0
    2009年10月04日

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