わたしたちが光の速さで進めないなら

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廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集、文庫化!

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わたしたちが光の速さで進めないなら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白い

    作者の、どうして子供の頃の記憶がないのだろう?や、ひとは悲しい映画や本を読むのか?というような素朴な疑問から、一つ一つの作品の発想されたんだろうなと思った
    化学で修士まで出てると、化学に関することも詳しく、それとフィクションを混ぜてくるのもワクワクする

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    SFの面白さがありながら、人間とは、人生とは、ということについて語られており、どの作品も不快感度があった。
    好きな作品は共生仮説。人間が生まれるはるか前から知的生物は存在していて、私たちは一緒に住んでいると考えるとちょっと楽しくなる

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    SF短編集。
    各作品を読むと、SFは世界を創るものだという思いを強くする。かと思えば、個人の感覚や想いに則した描写があり、その人物の目を通してまた世界が描かれる。
    世界を映すカメラが大きく引いたり寄ったりすることで、世界からはみ出たものにも焦点が合わさる。
    それがSFの力であり、キム・チョヨプ作品の

    0
    2025年04月13日

    購入済み

    自分と他者の絶対に分かり合えない違いと、それでも分かりたいともがく人間の切なさと渇望がSFという形をとって見事に描かれていて圧巻でした。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    キムチョヨプワールドに浸かるきっかけとなった短編集。
    ささやかで切実な愛を表現する言葉が美しい作家さんだと思う。
    それにしても、SFなのに読みやすくてすっと入ってくる。こんなにたくさんの物語を思いつけるのもすごい。

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    気持ちとしては星10つけたいくらい好き
    もうすっごく好きだった

    SF小説は昨年読んだケン・リュウさん以来2回目なのだけど、こちらも初心者には読みやすいSFだったよう。

    今よりも技術がずっと進んだ世界のことを書いているだろうに、それなのに今の世界と同じように悲しみがありふれている…
    人間の変わらな

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    この作品は完全にSFなのだけれど、早川のNVに分類されている。SFだと装丁に制限があるから、この装丁にはできなかったと考えると、NVで正解。想定も中身と合っていて、良い。綺麗で寂しげ。
    一つ目の「巡礼者たちはなぜ帰らない」は見た目の話。韓国らしいも言える。
    タイトルになった作品といい、全体に軽やかで

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    全部が宝物のような短編集。
    序盤の暖かくてノスタルジックな雰囲気の作品から「感情の物性」や「館内紛失」など人間の感情の重さ、ままならないせつなさを感じる作品まで揃っていて作品全体に深みを与えています。
    初韓国文学だったのですが翻訳者さんの文に全く違和感がなかったのもとても良かったです。これを機に韓国

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    韓国で注目されている、若手作家さんの作品で、
    SFを軸に描かれた短編集なのですが、SFの面白い
    部分と著者の専門分野でもある物理学を上手く掛け合わせた、サイエンスSFではないかと、勝手に名づけてしまいましたが、新たなSFのジャンルだと実感しました。
    SFの定義とは、なんぞやという論争がよく起こりま

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    どの作品にも共通してあるのは愛。この先、技術が発展して宇宙開発が進んで本当に本書のような未来がやってきても愛だけは消えないで残ると思う。消えないで欲しいと思う。
    とくに好きな作品はスペクトラムと表題作です。昔からSFが好きです。素晴らしい本に出会えたことに感謝します。

    0
    2024年11月30日

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